面白そうなイベント を見つけたのでふらっと行ってきました。
京都の>アバンギルドの「 みえないやみ きこえないおと 」というイベントでした。
サイトの紹介文から抜粋します。
《わたしたちには、『闇』が足りないんじゃないか…
もし都会の真ん中に防空壕があったなら、人は何から避難してくるのか…
現代の防空壕とは?》
映像・パフォーマー・音によって、会場全体を使った演出で、「闇」を表現していました。
会場の灯りが消え、目を閉じていても開いていても、真っ暗な状態に。。
暗闇の中で、体育すわりをしている私。
押し寄せてくる波の大きい音や突然聞こえる足音、、、。
その度に、不安感が襲ってきました。
知らないうちに、耳をふさいで小さくなっていました。(ただの怖がり??w)
次第に、少しずつ灯りが灯ってきて明かされてくる物音たちの原因。
見えてしまうと、笑ってしまうような原因だった。
わたしはどれだけ、視覚に頼って生きているんだろう。
目に見えるもので色んな情報を得てるんだろう。
文字や写真で何かを残すこと、
インターネットなどで情報を得ること、
を当たり前のように行っていて、それが全てのように思っているところがあったが、
真っ暗闇の中では、そんなもの無意味。
実際、暗闇の中ではなにもわたしの助けにはならなかった。
「だいじょうぶだよ」というメールなんか、見えなければ意味も無い。
「だいじょうぶだよ」という言葉なんか、聞こえなければ意味も無い。
そのとき、安心感を与えてくれたのは、肩をぽんと抱いてくれるその手の感触だけだった。
ネットが普及してる世の中で、人間と人間との間に間接的に行われている情報交換がたくさんある。
便利だけど、その分色々大切なことを忘れていることもあるのかもしれないなぁ。
もっと、人のぬくもりとか実際の感触とか、そういうものを大切にしていきたいなぁと
そんなことを感じました。
いいイベント、ありがとう!