「け」経験値

PICT8.jpg

生きていると知らず知らずのうちに色んな経験をしている。
それを求める、求めないは置いておいて。

沸騰しているやかんに触ったらやけどするとか。
この道はこの時間混んでいるから、別ルートで行こうとか。
そんなことでさえも、人間は全てのことを経験から判断しているらしい。

ドラクエでスライム10匹倒してレベルが1上がった時みたいに、
私もレベルが上がったら、
♪たらららたったったーーん
って音楽なって欲しいわ。
そしたら分かりやすくていいのに。

人生の経験値は目に見えないから、こまるわ。
経験値がつまれてて、レベルが上がってても
なかなかそれに気づけない。

「人生無駄なことはない」とよく聞きますが、そういうことかもね。
ふとしたときに、レベルが上がってることに気づく。
あー、この感覚分かる、理解できる
とかさ。

ただ、ずっとラダトームの城の周りでスライム倒してたんじゃぁ
やっぱしダメな気がするな。

次のステージに行こう。

more_btn

「く」

CA3C0011.jpg

空を大きなキャンパスにして、雲はいろんな姿を見せる。
その表現方法は限りない。

雲ひとつない青空の日。
灰色の雲が立ち込め、雷鳴が響く日。

笑ったり、涙したり、
空を人間の顔に例えるなら、雲は表情そのもの。

羽ばたく鳥に見えたり、大きなお城のような、対流雲。
ひとつの形として現れるとき、それは立体アートにもなりえる白いオブジェ。

飛行機に乗って、上空から見下ろす雲の海原。
どこまでも続く、もこもこのじゅうたん。
想像力さえあれば、歩くこともできる。

様々な姿を見せる雲は、自然が日々生み出す作品だ。
見上げてみよう。
頭の上には、リアルタイムな美術館がある。

more_btn

「き」黄緑色

がちゃぴん

私は黄緑色が好きです。
携帯電話も何を隠そう、黄緑色です。

実は、流行色なんですよ。
画用紙を彩る色鉛筆、メイン12色たちの中に黄緑さんもいるんですよ。

でも、「黄緑」って、漢字そのままで、
なんだか、味気ない名前だよね。
ピンク色だって赤白色とは呼ばれず、オシャレな名前もらってるのにね。

黄緑愛好家の私としては、とてもふがいない。

よし、この名誉挽回のために、別名を考えてみよう。

 ●君々(キミキミ)色
  橙(ダイダイ)色とツインで使用可能。

 ●バッタ色
  なんか気色悪い。。

 ●にんにくの芽色
  包丁で切ったときに、こんな色の芽が出てくる。

 ●草地色
  のび太とジャイアンが草野球やってるイメージ

 ●山手線色
  JR東日本が運営する鉄道路線(幹線)のメインカラー

 ●進め色
  信号機より抜粋。

 ●充電完了色
  但し、機種によって異なる

 ●レタス色
  但し、新鮮なものに限る

 ●マスク色
  映画(MASK)の仮面より

 ●ガチャピン色
  雪山、サーフィンなんでも来い。

んー、果てしなく出てきますね。

けど、色々考えてみたけど、
鳩山首相のブログ、鳩山首相の鳩Cafeでしょう。
見てもらったら、分かると思います。

http://hatocafe.kantei.go.jp/

ね、流行の色でしょ。

黄緑でしょ。

そのうち、「鳩山色」になっちゃうかもです。

more_btn

「か」階段

階段

実は、あちらこちらに階段はあります。

会社の中。
学校の中。
百貨店の中。
駅の構内。

低い場所と高い場所をつなぐツールとして、
また、目的地へ行くための道として、役目を果たしています。

でも最近、階段の側には便利なエレベーターやエスカレーターが設置されているので、
階段はさぞかし肩身が狭いことでしょう。
脚光を浴びるときって、非常時だけなんじゃないでしょうか。

でも、そうじゃない場合もあります。

香川県の金刀比羅宮お参り(通称こんぴらさん参り)というのがありますが、
奥社まで登ると1368段にもなる、長く続く参道の石段が有名です。

結構しんどいこの石段のぼり。
金刀比羅宮に参るために、一段一段、自分の足で登っていくことに意味がある。
そう、誇らしげなその存在感よ!!

余談ですが、
先日、私もこの石段を登りました。
途中で、何度なく登るのを諦めようとした自分に、体力の衰えをひしひしと感じました。
気づかないうちに、目に見えない「大人の階段」を登っているようです。。

階段、おそるべし。

more_btn

「お」オムライス

オムライス

今晩の夕食は、オムライスにした。
わたしの手料理の中でオムライスは自信がある方だ。
オムライスをスプーンで口に運んだ瞬間、
そういえば、前にもここでオムライスを食べている人が居たことをふと思い出す。

メニューが決まっていないときに、何が食べたいか聞くと、

決まって、

「うーーん、、。オムライス!」

と言われて、
またかぁ、と思いながら作っていた自分の姿がよみがえる。

ひとくち、ひとくち食べる度に
オムライスを食べている時のおいしそうな顔が浮かんでくる。
そう、オムライスが好きな人だったんだな。

でも、一緒に外食も行ったりしたけど、そのときはオムライスを頼んでいるのを
見たことないのになぁ。
なんて今更ながらに考えていると
ふと手が止まった。

そうか、
わたしの作るオムライスが、好きだったんだ。

「・・ばかなひと。」

独り言をつぶやいた後、無理やり食べた最後のひとくちは、
ちょっと塩味が効いていた。

more_btn