2010年2月24日
「く」雲
空を大きなキャンパスにして、雲はいろんな姿を見せる。
その表現方法は限りない。
雲ひとつない青空の日。
灰色の雲が立ち込め、雷鳴が響く日。
笑ったり、涙したり、
空を人間の顔に例えるなら、雲は表情そのもの。
羽ばたく鳥に見えたり、大きなお城のような、対流雲。
ひとつの形として現れるとき、それは立体アートにもなりえる白いオブジェ。
飛行機に乗って、上空から見下ろす雲の海原。
どこまでも続く、もこもこのじゅうたん。
想像力さえあれば、歩くこともできる。
様々な姿を見せる雲は、自然が日々生み出す作品だ。
見上げてみよう。
頭の上には、リアルタイムな美術館がある。
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