2014年7月 1日
共感と編集
生活者が共感を持てるブランドストーリー、あるいはブランドを体験できるコンテンツが求められてきています。
そこで問われるスキルが「編集」
編集とは、、
さまざまなルートから独自の情報を集める収集力
膨大な情報から有益な情報を取捨選択する目利き(審美眼)
それらをつないで、生活者が求める形に加工・再構築する技術とセンス
1)情報収集:知ることより、感じることのほうが大切
声をかけて話を聞く。自らの足で生の情報を取ってくる。
日々の日常で起こっている偶然を面白がる。
肌で感じる。日々、フィールドワーク!
「概知の未知化」
最近は、"知る"よりも"感じる"ことの方が重要になってきている。
センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目をみはる感性 を大切に!
価値観の基準やものの捉え方は、時代とともに変わっていきます。ずっと打席に立ち続けていないと変化が見えなくなってしまいます。
2)編集・加工:選んだ情報を、生活者の求める形に再構築する
どう加工して、再構築するかが重要になる。
(例)
本屋でないところで、本を手にとってもらいたい
→本を買いに来た訳ではない人に、どうしたらいいのか?
×ビオワイン屋さんに、「ワインの本」
○「内面からきれいになる」というコンセプトの本棚をつくった。
「きれいな酔い方」というコーナー名。
3)どんな場所で、編集・デザイン・コーディネートが求められている?
文化や文脈が全く通用しない場所でこそ、必要ととされている。
(例)NPO、NGOなど、自分たちの活動をうまく伝えられていない場合
病院、老人ホーム施設など、話が通じないときこそ、どう伝えるか。
※こんな編集クリエイティブって面白いね
街:その場所に集まる人たちが、自発発生的につくりあげる
セレクトショップ:
パリの「コレット」http://www.elle.co.jp/fashion/pick/colette
「メルシー」http://www.merci-merci.com/en/le-magasin-jp/
西麻布、陶器の店「桃居」http://www.toukyo.com
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by 2014年8月号ブレーン
青山デザイン会議
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