かぜはいつだって、私を困らせる。
東から西へ、かぜが吹き抜けていた。
ふと立ち止まった。
私のターニングポイントはいつも「かぜ」だ。
かぜが吹いている。
素敵だなと思える女性にあった。
やはりたくさんの失敗や失望を経験していた。
自分を顧みた。
その失望からどれだけの「宝石の原石」をどれだけ握って、いきているのだろうか。
その原石をどれだけ、自分の力で、磨き上げられているのだろうか。
どんなに突風が吹き荒れても、自分の道筋や芯はゆるいではいけない。
つよいこころ。
考えることは、決してマイナスなことではない。
前向きであるからこそ、考える。
結論は、今じゃないかもしれない。
自分の羅針盤は、だんだん信じられるようになってきた。
このままでいこう。
「一般」のキレイな花を、必ずしもキレイと思わなくていい。
自分のアンテナが「キレイ」だと感じる花を大切にしていきたいと思う。
かぜはいつだって、私を困らせる。
今日は、強いかぜが吹いていた。
まるであの日のように。
手帳を見直して、前を向いて外に出る。