「て」てにをは

IMG_3046.JPG

ひとつひとつ。

組み立てていこう。

いつか昔、居たかった場所には、ずっといたくない。

でも、痛かったところばかり、やっぱりいたい。

ひとつひとつ、自分に問いかけて。

答えがでるまで。

もうすこし。

ひとつふたつ、みっつ。

使うべきことばを、教えて。

使うべきことばは、なんだった?

IMG_2986.JPG

more_btn

「つ」連れてって

IMG_3231.jpg

「連れてって。」

久しぶりにカフェにお出かけした気がするなぁ。

あったかいお天気の休日。

自転車に乗った、カメラ片手の迷子たちが、ふらーりふらーり。

美味しいコーヒーが入ってた、かわいいいちごのコーヒーカップ。
すぐ隣りの雑貨屋さんに売ってた。

思わず買っちゃいそうになったよ。
今日の記念に。

“連れてってくれた記念日”

more_btn

「ち」ちあき

CA3C01a07_convert_20110215210323.jpg
ちあき。
わたしのなまえ。

生まれたときからそう呼ばれてる。
だからなのか、とっても気に入っている。
あやうく「ふさえ」になるところだったらしいと言う話は、今は置いておいて。

小さい頃は
小説家とかアナウンサーとか歌手になりたいとかなんやかんやと言っていた。

あらあらと時がたち、子供服が学生服になり、学生服がスーツになって、
今やスーツを脱いでいる。

汗をかきながら泣き笑いしながらふわふわと漂って、大事なことを知っていった。
迷子にもなった。
立ち止まったりもした。

そんなわたしは今、
小説家でも歌手でもない。
多分一生ならないのかもしれない。
人にわかりやすい肩書きなんか、もういらないのかもしれない。

これからもずっと「ちあき」は私のなまえ。

今私がなりたいものは、
ちあきそのもの、であります。

今日も、いちにち、いい日でしたか?

more_btn

「た」佇む

IMG_1947.jpg

夜の街角に佇んで、おもう。

色んな人が歩いている。

顔も性別も趣味も、着ている服装も
それぞれみんなちがう。

おんなじように
物事の捉え方だって
考え方だって違って当たり前なんだろう。

今、全く同じ気持ちでこの場所にいる人はいない。

時計を見る。
約束の時間、10分遅れてる。

もうすぐ走ってこの場所にやってくる人がいる。

すこしでも自分と同じ気持ちだといいな。
なんてね。

夜の街角に佇んで、おもう。

more_btn

「そ」空耳

PICT0164.jpg

石畳を歩くと、言葉が降ってきた夏の日。

懐かしい気持ちが訪れる。
これは昔自分が体験した気持ちなのか。
想像してるだけなのか。

ふいに呼ばれた気がして、空を仰ぐ。
どこにもいない。
空耳。

どうしようもなくなって振り返ると、
屈託のない笑顔がそこにあった。

太陽の光に反射してキラキラ光っている、
まるで開けたてのソーダ水の泡みたいに。

そのとき、
空耳は消えた。
わたしは確かにそこにいた。

more_btn