【記録】

・映像、録音、文字、写真など、それぞれのツールによって、ひとつの出来事や現象も違った見え方になる。
それぞれのメディアの特性を考える必要がある。ー田中功起 インタビュー(ART iT)


【時間】
・時間は、一直線のリニアなものではなく、パラレルで複雑でこんがらがったもの。そういう時間の捉え方が重要になる。
例)生活時間/youtube/映像をストップ、再生、再度再生

複雑でバラバラなものごとや文章は、編集によって、やっとすっきりした読み物になる

例)料理人の行動(人間の行動)を映像に残す行為
時間の流れで、ただ動作のみ見ていると何をしているか分からないが、当人の中では、複数のレイヤーが見事に整理されている行動。実は、順番通りに一直線に進んでいる。

映像(ビデオ)に残したり、記録することで、自分が見落としていた世界の複雑な経験が浮かび上がってくる。客観的に見えるようになる。ツールではなく、目の前に起きていることから学んでいく方法。


【生み出すための方法】
×新しい方法を探す
○既知の感覚を確認する行為
(モノに対して先入観を持つ前の状態、子どもの頃に身体を使って試す)

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人間の味覚とは、なんとも賢いもので、その識別能力と言葉の数とは比較にならないそうです。
しかし、美味しさをどうにか表現したい!伝えたい!
魅力を伝えるためには、どうすればいいのか?

ひとつの答えは、「描写する」のではなく「そそる」 ことだそう。

「音」を描く、「感触」を描く、「温度」を描く。

これらは厳密な意味で味覚を描写はしているわけではない。でも、そっちの方がはるかに旨そうな場合は多い。結局、ものを旨そうに感じさせる、ということは、記憶のリマインドに頼る、ということなのだと思います。あの時、食べて旨かった、そのことを直撃に思い出させる、ということなのだと思います。
by 博報堂 MD戦略センター 板東睦実さん/2015年8月号 宣伝会議

説明ではなく、ストーリー、ですね。
美味な想い出をよみがえらせられるように、個人的には、舌も鍛える必要がありそうです!

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コ・クリエーション
<今までの活動>
顧客の声を聞いて、マーケティングに活かす
→企業は顧客と共に、経験価値を作り上げていく必要がある<顧客の望むもの>
顧客は商品やサービスそのものを望んでいるのではない。
その商品やサービスを利用することによって得られる体験やベネフィットを得たい。
自分らしさを追究したり、表現したいと考えている。

<これから企業がしていくべきこと>
商品やサービスを通した自分らしさの表現を、企業と顧客が2人3脚で行うことによって
経験価値がコ・クリエーションされてこそ、その企業の提供する商品やサービスは唯一無二のものになる。

<成功事例>
ディズニーリゾートが提供しているのはアミューズメントパークではありません。
アミューズメントパークをプラットフォームにした、顧客の経験価値そのもの。

来園者はディズニーリゾートを訪れた時に、それぞれ思い思いの活用で独自の楽しみ方を追求している。
顧客自身がディズニーリゾートというプラットフォームを利用して、
企業と共に自分らしい経験価値を創造することができることが、
ディズニーリゾートが多くの人を魅了してやまない所以ではないか。

by All About

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“正しく伝える”とは、正確に表現するということではなく、”相手の心をつかむ”こと。
「物語化」しよう。

“物語化”とは、ある種のコミュニケーション術。
情報発信者(自治体)と情報受信者(生活者)の間に、”心のキャッチボール”が行われることが重要。

徹底したヒアリングで、価値を引き出すのが優秀なメディアや広告担当者。
優れた広報物には、必ず”心のキャッチボール”を行わせる仕掛けが施されている!
色々な表現を削ぎ落とす。そして、最後に残った本質的な価値のみで広報を試みる。

〜地域資源の持つ価値をどのように伝えるか?〜
1)”事業名称”と”キャッチフレーズ”の整理
  ”地域資源の持つ価値”を徹底したヒアリング
2)・キーワードが「わ」
  ・最終的に実現したい世界観を「人の和で島の輪を大きくしていく」という、
   物語を描くことが事業の本質
3)キーワードと本質が分かれば、メディアの方にも事業内容を説明する際にとても分かりやすい。
4)事業がスタートして1カ月の間に多くの取材依頼があり、新聞、雑誌、テレビなどで大きく取り上げられました。

“イベント用ポスター”は、必要なテキストとビジュアルのみで価値を伝えるツール。
練習しよう。
by 2014年7月号 広報会議

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ひろった素敵なことばたちを忘れないように、メモします。

・日本人は触覚にはかなりこだわりますよね。
鈴木マサルさん/テキスタイルデザイナー・人がファッションで身を包むのは、イメージにラッピングされたいからです。
森永邦彦/ファッションデザイナー・まずは見た目で「私はいいですよ!価値がありますよ!」って伝えたいんですよね。
受け取る側も、提供する側も、皆毎日自然に「パッケージデザイン」してるんじゃないですか。
青木良太/陶芸家

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