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江戸の植物画展で出合っちゃいました

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こんにちは。店主です。
とてつもなく眠たいです。だからといって事務所で爆睡するわけにはいかず・・・。
世の中の眠気真っ最中の人は、どうやって回避しているんでしょう。
お昼寝屋さんってないんでしょうか?

さてさて、昨日は京都に行ってまいりました。
ついでに、京都文化博物館で行われている、「イングリッシュ・ガーデン〜英国に集う花々〜」と、「江戸の植物画」を見に行きました。

キュー王位植物園が所蔵している、多くのボタニカル・アート作品が展示され、また有能なガーデンデザイナーである、ガートルード ジーキルの監修したイングリッシュガーデンの映像も魅了されました。

江戸の植物画

個人的には、ついでに寄り道した「江戸の植物画」の方に、より感銘を受けました。植物の絵画だけではなく、庭園や園芸文化についても触れられていたからです。江戸時代は造園ラッシュで、将軍や公家などだけでなく、資本を蓄えた裕福な都市民・富農も造園を楽しんでいたそう。また、様々な階級の人が交流を図る文化サロンとしても機能したそうです。

木島桜谷の群芳図屏風(大正時代)は、圧巻!!
八曲二双の腰屏風に70種描かれた草花が本当に色鮮やかで、一扇一扇ごとに色風合いや世界観が異なって、琳派ブームを感じさせるものでした。
その他、狩野興也の源氏物語六条院庭園図巻も椿や桜のスケッチも美しかったです。

都林泉名勝図会

一番の出会いは、「都林泉名勝図会」です!
寛政11年(1799)年に刊行された、京都の名庭園を紹介している人気冊子です。
展示作品の前で、長時間ストップしました。
全ページ見てみたいなあと思っていたら、ネット上で閲覧できるサイトがありました。(なんともありがたいです・・!)

http://www.nichibun.ac.jp/meisyozue/rinsen/page3/01.html

江戸時代に懐古しながら、眺めています・・・♩


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